2006年
No. | 業種 | 要旨 | |||||
2006 | 12 | 994 | 変更された企画 | 厨房機器 | 営業課長 | 新製品キャンペーンの企画会議。部下のユニークな提案を「部長のOKがとれそうにない」との独断から却下し、みずからの無難な案を採用する課長。 | 会議・ファシリテーション・目標の共有 |
993 | 方針に従わない部下 | イベント設営 | 会場運営課 課長 | 安全の徹底は会社の重要方針であるが、ベテランの現場リーダーは「現場の実情に合っていない」との理由で安全マニュアルを軽視する。 | リンクピン・顧客指向・安全管理 | ||
2006 | 11 | 992 | 部門利害がぶつかる会議 | 建築資材工具メーカー | プロジェクト会議議長 | 業績低迷の打開策として設けられたビジョン策定会議。発足当初から責任を転嫁するような部門間の対立があらわになる。 | 経営方針・ファシリテーション・戦略 |
991 | 先輩を尊敬しない部下 | 情報端末販売 | ショップ 店長 | 店長が改善活動を軌道に乗せるため他店舗から呼び寄せた副店長に対し、自分よりスキルが低いという理由で、副店長の指示には従わない部下。 | 役割自覚 | ||
2006 | 10 | 990 | マニュアル化の弊害 | 洋菓子メーカー | 製造課長 | 看板商品を品質面で支えてきた社員の定年退職が目前に迫ってきた。その技術をきちんと受け継ごうとマニュアルづくりに奮闘するが、うまくいかない。 | 技術の伝承 |
989 | 度重なる組織改革 | ITシステム開発 | サービス事業部マネジャー | 度重なる組織の再編に振り回される新任マネジャー。引き継ぎの滞り、頻繁な会議、部下のモチベーションダウン…。課題ばかりが目の前に積みあがっていく。 | 変化対応力・優先順位 | ||
2006 | 9 | 988 | 指導役を嫌がる部下 | 電機メーカー | 工場生産技術課長 | 「自分は後輩指導は苦手」と、次第に面倒見のいい先輩社員に新人指導役を任せてしまう中堅社員。 | 役割自覚・対人スキル |
987 | すぐに泣き出す女性社員 | 保険 | コールセンター 課長 | 1日3000本もの電話を受けるコールセンター。定着しないオペレーター、人間関係のトラブルなど、厳しい環境に思わず涙してしまう指導役の女性社員に、戸惑う男性課長。 | 感情理解・動機づけ | ||
2006 | 8 | 986 | 不当な営業活動 | 浄水器メーカー | 営業所長 | ライバル社の欠点を強調する営業トークをする部下。ある日、ライバル社から苦情がくる。 | 情報の共有化・OJT・営業スキル |
985 | 契約社員の解約トラブル | 医薬品メーカー | 研究開発リーダー | プロジェクトの開発期間の大幅な短縮に伴い、勤務態度、進捗などについて厳しい労務管理をおこなったところ、契約社員から「退職を強要された」とのクレームが人事部に寄せられた。 | 役割期待の明確化・パワハラ・退職強要 | ||
2006 | 7 | 984 | メンテナンスと採算性 | 機械メーカー | メンテナンス課課長 | 営業が「保守料金無料」を売りにして次々に大口取引を成約させる一方、メンテナンス部門は忙しさに悲鳴を上げている。技術を向上させるゆとりもなく、新人は辞めていく。 | 他部門理解・全体最適 |
983 | 却下された増員要請 | 機械メーカー | 人材開発課長 | ベテラン社員2人の退職が重なったが、人員の補充はない。業務分担の見直しを図るが、部下たちは、みずからの専門領域を頑なに守り、それ以外の仕事は拒否する。 | チャレンジ・役割を自覚させる・能力揮発 | ||
2006 | 6 | 982 | 総合職への職種転換 | クレジット会社 | 支社営業課長 | 総合職への転換を果たした女性社員。張り切って仕事に励むが、男性社員中心の職場でしだいに元気をなくす。半年後、人事部に「自信がない」と訴える。 | 女性社員・部下のリーダーシップ |
981 | OJTへの不満 | ディスカウント小売 | 仕入部マネジャー | 新しく配属になった部下が大きなミスをした。OJT役を任された新任係長が、「仕事は自分で覚えていくもの」などと言って、きちんと教えなかったらしい。 | 部下の役割認識・仕事の教え方 | ||
2006 | 5 | 980 | 組織再編の歪み | 建設資材販売 | 営業所長 | 間接部門から3名を受け入れたが、1人は対人関係が苦手で、自分から積極的な活動をしない。 | 人材の活用・部下の適性の見極め |
979 | 機能しない生産管理システム | 食品加工販売 | 営業所長 | 全社的な業務管理システムの導入により、営業現場では一人ひとりの作業が激増する。期待したほどのデータ活用もうまくいかず、無意味感がつのる。 | 経営方針の理解・業務改革・顧客指向 | ||
2006 | 4 | 978 | 会社方針と現場の発想 | ファッションメーカー | 販売本部課長 | 全社的なブランド戦略を受け入れず、独自の品揃えを押し通す郊外店の店長に対し、本部の課長は方針に従うよう指導するが、反論されてしまう。 | 戦略の浸透・リンクピン・顧客指向 |
977 | 効率化と顧客満足 | デパート | 販売課長 | 生き残りをかけ、低価格路線戦略を選ぶ老舗デパート。創業以来の「真心のこもったおもてなし」という経営理念からの180度の大転換に、現場は戸惑う | 戦略の浸透・リンクピン・顧客指向 | ||
2006 | 3 | 976 | 中途採用者の多い職場 | システム開発 | 開発課長 | 中途採用の部下たちは、それぞれ以前の会社での自分のやり方を通す。自分の担当する仕事以外は関知せず、遅れているメンバーへの協力も消極的。 | 役割の自覚・同僚への支援 |
975 | 昇格を望まない部下 | 商社 | 環境事業課長 | 優秀な総合職女性社員に管理職への推薦を打診したが、「仕事は大好きだが、管理職は荷が重すぎる」と、拒否される。 | 部下のリーダーシップ・目標の明確化・キャリア支援 | ||
2006 | 2 | 974 | パートナーシップの押しつけ | 電機メーカー | 工場長 | 親会社の方針で、下請け会社にも厳しい環境保護対策が条件付けられ、長年取引のあった下請け会社との契約を打ち切ったが、新たな下請け先が見つからない…。 | 役割認識・ステークホルダー |
973 | 心もとない後任担当者 | 機械メーカー | 営業課長 | 課のエースだった部下が異動。残された部下の強化を図るが、エースに頼りきっていた他のメンバーの育成は難航する。 | 後継者の育成 | ||
2006 | 1 | 972 | 拒否されたキャリアプラン | 信用金庫 | 支店営業課長 | 自己申告した希望が通らず、自分の描くキャリアプランと無縁な部署への異動が決まった部下の不満。 | キャリア支援・仕事の理解 |
971 | 評価を気にしない部下 | 印刷メーカー | 営業課長 | 同行営業のさい、お客様への対応の問題点を指摘しても、自分の考えを主張し、聞く耳をもたない部下。職場では同僚との付き合いもなく浮いた存在だ。 | 部下の問題行動・協調性・積極的傾聴 |
2005年
No. | 業種 | 要旨 | |||||
2005 | 12 | 970 | 実現しない子育て支援 | 家庭用品メーカー | 開発課長 | 2人の部下が同時期に育児休暇を申請して来た。何とか引き継ぎの体制も整ったが、ある先輩女性社員の心無い言動で、育児休暇を申し出た一人が「退職する」と言い出した。 | 両立支援・ワークライフバランス |
969 | 業務請負業者の事故 | 自動車部品メーカー | 工場 製造課長 | 納期遅れが見込まれるため、急遽、能率の悪い請負業者社員を別な作業に回したところ、大怪我をしてしまった。 | 安全管理・法令順守・焦りの感情 | ||
2005 | 11 | 968 | 売り上げと利益 | 販促グッズの製造販売 | 営業課長 | 同時に2件の大型案件の話が飛び込んできた。両方を自分の課で引き受けることは困難なことがわかったが、厳しい成果主義のもと、どちらの案件をとるか、選択に悩む課長。 | 意思決定・思考原則・葛藤 |
967 | 業務改革とコストダウン | アイデア商品等の製造販売 | 営業所長 | 経費削減策についてのミーティング。1人の部下が、営業の移動時間のロスをなくすため担当換えを提案する。所長は前向きに検討したいと思うが、全員が反対する。 | 改善課題の発見・ 目標の共有化・ 感情のマネジメント | ||
2005 | 10 | 966 | 部門を越えた提案 | ホテル | 営業課長 | これまで試みたことのないイベントの企画を持ち込む部下。ノウハウ不足などを理由に周囲は猛反対だが、支配人は応援の姿勢。上司としてどうすべきか。 | エンパワーメント・ 部下のチャレンジ精神 |
965 | 転職志向の強い部下 | ハウスメーカー | 開発室室長 | 「この仕事は本当にやりたい仕事ではなかった」。人事考課面談で突然、部下から退職の申し出をされた上司。部下の心の変化に気づけなかったのはなぜか。 | 部下の達成動機・動機づけ・キャリア設計 | ||
2005 | 9 | 964 | チーム・ビルディング | 中堅スーパー | プロジェクトチーム | 初めての都心の駅ビルへの進出が決まり、「都市型店舗委員会」が発足したが、委員長の根回し不足が原因で、委員会は初回からつまずく。 | ビジョン・信頼関係の確立 |
963 | 無駄に気づかない職場 | 食品 | CS推進グループマネジャー | 伸び悩む惣菜販売事業へのテコ入れのため他社からスカウトされた課長。次々に新しい施策を打ち出すが、そのスピードに現場は振り回される。 | 計画の策定と遂行・人材育成・対人葛藤 | ||
2005 | 8 | 962 | 見えない顧客満足 | 電機メーカー | CS推進グループマネジャー | 現状のCS活動に対して社内からはさまざまな問題点が指摘され、メンバーの士気は落ちる一方。今後どういう活動を展開すべきなのか、悩む新任マネジャー。 | 問題の認識・目標の明確化・ベンチマーク |
961 | 顧客に振り回される営業マン | 住宅設備機器メーカー | 支店営業課長 | 顧客の無理な要求にはっきりNOと言えない部下。回答をあいまいにしていたために「約束を守らない」と、直接上司のもとへ顧客からクレームが来る。 | 行動管理・リスクの予測・NOと言うためのアプローチ | ||
2005 | 7 | 960 | 上司を動かす | 素材メーカー | 工場総務課長 | 赴任先でさっそく部下から提案を持ち込まれた新任課長。賛同し検討を指示したところ、上司の工場長から横槍が入る。即刻中止を言い渡す課長に部下は不信感を募らせる。 | 意思決定・プロデューサー型リーダー |
959 | 女性管理職のリーダーシップ | 証券 | マーケティング部推進課長 | 営業部門初の女性管理職。精鋭ぞろいの部下に加え、その中には、かつての上司もいた。張り切って仕事に臨むが、自分のやり方が受け入れられず、次第に「能力不足」と悩む。 | 周囲を巻き込む・ノンバーバルスキル・援助要請行動 | ||
2005 | 6 | 958 | 改善されない情報システム | 化学品メーカー | 情報システム部 管理課長 | システムが古いせいでミスやロスが出ているのに、何の対策もとらなかったことを出向してきた新任部長に指摘される課長。「前任の上司に改善を具申したのに却下された。自分のせいではない」と言いたい課長だった。 | 戦略思考・上司への提案 |
957 | コンサルタントが招いた混乱 | ギフト商品製造販売 | 営業部 販売課長 | コンサルタントの指導の下、営業部門の業務改善がスタートしたが、慣れない会議が続いて負担感ばかりがつのる。推進役になるはずの課長たちも次第に意欲をなくす。 | 人を動かす・当事者意識 | ||
2005 | 5 | 956 | ベテラン女性社員の悩み | 生命保険会社 | 地方支店営業課長 | 部下の女性社員がセミナー参加をきっかけに総合職への転換をめざし始めたが、上司の目からは、安易に考えすぎているように見え、積極的に支援する気になれない。 | キャリア形成支援・仕事の行き詰まり感 |
955 | うつ傾向のある部下 | 外資系医薬品メーカー | 市場調査部課長 | 部下がキャパシティを越える過重な業務を抱えていることに気づかず、適切なサポートをすることができなかたため、部下がうつ状態になってしまった。 | カウンセリングマインド・職場復帰 | ||
2005 | 4 | 954 | 顧客リストの管理 | ソフト開発・販売 | 営業課長 | 新規開拓に行き詰った部下が、異業種の会社に就職した大学時代の友人と顧客リストを交換する。後日、そこに載っていた会社からクレームが寄せられた。 | 危機管理・情報保護 |
953 | 部下からの告発 | 建材卸 | 営業所長 | 地方の営業所に転勤になった新任所長。営業所一番の古株で彼なくしては仕事が進まないという力をもつ課長が不正行為をしているとの告発を部下から受ける。 | 倫理観の醸成・同調・マイノリティ・インフルエンス | ||
2005 | 3 | 952 | ずさんな生産管理 | 製パン | 工場長 | 小さなトラブルはあたり前のパン工場で、突発の特注仕事にも長年の勘と経験でしのいできた工場長。部下から改善策を提案されるが、「簡単にはできない」と却下する。 | 品質管理・権限委譲・マンネリ |
951 | 長時間労働に慣れきった職場 | 事務機器販売 | 支社長 | 全国ナンバーワンの実績を誇る支社だが、夜8時からの会議など、長時間労働を前提とした勤務体制が、交通事故、うつ病による休職者の発生を引き起こす。 | 時間管理・ワークライフバランス・情動の立体モデル | ||
2005 | 2 | 950 | 古い体質からの脱却 | 商社 | 営業課長 | 落ち込んだ業績を回復させるため、従来の商習慣にとらわれない新しい営業活動の展開を進めるが、これまでの成功体験に固執する部下たちには受け入れられない。 | 意識改革・職場の規範 |
949 | 口うるさい年配社員 | - | 総務課長 | 新任管理職として配属された部署には、気難しそうな年長の部下がいた。若手社員に厳しく当たり、自分のやり方を押し通し、新しい取り組みには協力しない。 | 対人スキル・年上の部下 | ||
2005 | 1 | 948 | 社内ベンチャーの立ち上げ | 電機メーカー | 生産技術課長 | 社内ベンチャーを立ち上げることになったが、参加希望者の共感が得られず、設立メンバーが集まらない。 | 人的ネットワーク・説得・他者尊重 |
947 | 男性社員の育児休暇 | 文具メーカー | 商品開発課長 | 男性社員の部下から育児休暇が出された。プロジェクトリーダーの彼に今休まれるわけにはいかない上司は、何とか引き止めたいが・・・。 | ワークライフバランス・人員の再配置・ソーシャルサポート |
2004年
No. | 業種 | 要旨 | |||||
2004 | 12 | 946 | 大口顧客担当者の油断 | 土木建設資材販売会社 | 営業課長 | 成果の出ない新規開拓よりも従来の大口取引先からの継続受注を確保することに重点をおく部下。ところが、大口取引先の急激な業績悪化のあおりをまともに受けてしまう。 | 営業戦略の構築 |
945 | 創意工夫ができない部下 | 乳製品会社 | 営業課長 | 与えられた仕事は難なくこなせるようになったが、もう一歩踏み込んだ仕事ができない2年目社員の指導。 | 気づきの与え方 ピグマリオン効果 | ||
2004 | 11 | 944 | ベテランパート社員からの苦情 | 損害保険会社 | 支社長 | 本社から支社勤務になった正社員の仕事の手際が悪く、そのフォローに追われるベテラン社員から、「私より高い給料をもらっているのに」と苦情が出る。 | 役割の明確化 マニュアル整備 |
943 | 在宅勤務者の管理 | 不動産開発会社 | 業務課 課長 | 在宅勤務制度を取り入れられたところ、通勤者と在宅勤務者の間の意思疎通がうまくいかず、不満やミスが発生する。 | 情報の共有 相手意識 | ||
2004 | 10 | 942 | 優秀な社員の希望退職 | ソフト開発会社 | システム開発課 課長 | 大きなミスが発生し、連日の残業でリカバリーするも納期遅れが発生。部下を責めるだけの課長に嫌気がさし、優秀な部下が2名も退職してしまう。 | ストレスモデル ラインケア ストレスコーピング |
941 | 報告ばかり求める上司 | 高級雑貨販売会社 | 店舗開発部 課長 | 「報告だけはちゃんとしろ」と注意しているのに、自分の独断で仕事を進め、事後報告で課長をあわてさせる部下。 | 報・連・相 モニタリング 聞く・聴く・訊く | ||
2004 | 9 | 940 | 部下の適性 | 医薬品卸会社 | 開診課 課長 | 課長の指導より自分なりの考え方で仕事を進めるが、成果が出ない部下。そんな部下の行動から、「彼は営業に向いていない」と指導をあきらめたくなる課長。 | 思い込み 成功体験 |
939 | ストーカー疑惑 | 精密機器製造販売会社 | 開発企画課長 | 部下が他部署の女性社員にストーカー行為をおこなっているらしいとの情報に、どのような対応をしていいか悩む管理者。 | イノセント・タイプ パラノイド | ||
2004 | 8 | 938 | パワーハラスメント | 印刷会社 | 工程管理部 課長 | 「覚えが悪い」「仕事がのろいヤツ」「お前がミスしたのだから残業代はナシだ」。上司から暴言を吐かれ、次第に自信をなくし、目に見えて元気がなくなっていく部下。他のメンバーは見て見ぬふり。 | 個性の違い 指導力不足 |
937 | アルバイトする社員 | 総合商社 | 庶務課 課長 | 部下が「クラブでアルバイトをしている」との噂を耳にしたが、本人に否定され、課長はそれを鵜呑みにしてしまう。ところが、後日、部長がアルバイト現場を目撃し、課長は監督責任を問われてしまう。 | 目標意識を持たせる SMARTな目標設定 | ||
2004 | 7 | 936 | 仕入れ担当者の悩み | スーパー | 仕入課 課長 | 経費削減を目的に始まった「仕入先の見直し」に、部下からは、「長年付き合ってきた取引先を数字だけで切ることはできない」と不満の声があがる。また新規の取引先候補にも一長一短があり、困難さばかりが感じられる課長。 | 自身の答えをもつ レヴィンの「場の理論」 |
935 | あいまいな報告 | 衣料販売会社 | 販促部門 マネジャー | カンと経験で販売計画をたてて平然としている部下たち。上司はデータや数字にもとづいた計画づくりや実践に取りくませようとするが、部下たちはなかなか行動に移そうとしない。 | 否定のマイナス効果 効果的な説得とは | ||
2004 | 6 | 934 | ビジネススクールへの入学 | 不動産販売・管理 | サービス課 課長 | 自分の将来を考え、社会人向けの大学院に通いたいと言い出した部下に対し、「仕事との両立は難しい。よく考えろ」などと否定的な発言をする上司。 | 他者(部下)の価値観の理解 自己啓発とキャリア形成の結びつけ |
933 | 情報活用力のない部下 | 自動車部品メーカー | 営業課長 | 大口の優良顧客に対し、トラブルがあってもオーダーが続いていたことで安心してしまった部下。その間のライバル会社の動きに気づかず、そっくりもっていかれてしまう。 | 心の感度 EQ理論 | ||
2004 | 5 | 932 | アウトソーシングの歪み | 工作機械メーカー | 生産管理課 課長 | 業務の大半がアウトソーシングされ、その管理をするだけの仕事になった部下。やりがいを感じられず、仕事にも身が入らないでいたところ、これまでだったらありえないような初歩的なミスをしてしまう。 | 内的動機づけ 自らチャレンジの扉を開く |
931 | クレーム処理に追われる職場 | スポーツ用品製造販売会社 | お客様相談センター 課長 | 次々に舞い込む仕事で多忙を極める課長。頼りにならない部下ばかりで、暗澹たる思いにとらわれる。 | 「モグラ叩き」と「ゆで蛙」 すれ違う会話 | ||
2004 | 4 | 930 | ISO取得と現場の不満 | ソフト開発会社 | 品質保証課 課長 | 事務局としてISO9000の認証を受ける準備を進めていたところ、あまりの事務作業の多さに、現場から不満が噴出する。「会社の決定。言いたいやつには言わせておけ」と言う上司と現場との板ばさみに苦しむ係長。 | 顕在化した葛藤 依存心 自尊心 |
929 | 主力商品の落ち込み | 健康食品メーカー | 営業課長 | 主力商品の落ち込みをカバーするため新規市場の開拓に励むが、成果が出ない。「商品としての寿命が尽きている。新商品の開発なしには業績回復はない」と言い切る部下。 | 習慣化された意思決定 イエス・バット コンティンジェンシー・セオリー | ||
2004 | 3 | 928 | 営業スタイルの衝突 | 建材商社 | 支店長 | A社とB社が合併しC社となった。両方の出身者が共存する支店では、営業方針をめぐって対立が深まる。 | 融和 ビジョンメーキング |
927 | 人が減って仕事が増えた職場 | OA機器販売 | 管理課 課長 | 営業力強化の会社方針のもと、管理課では2名が異動し、代わりに派遣社員が入った。仕事は増える一方で処理が追いつかないため、派遣社員にも手伝ってもらっていたところ、契約外の仕事はダメと人事部から注意されてしまった。 | モチベーションと内的報酬 バウンダリーレス(境界なき)キャリア | ||
2004 | 2 | 926 | 技術者のモチベーション | パソコン周辺機器メーカー | 開発部 課長 | 自社製品のシェア低下を背景に、「開発を急げ」という営業部からの要請に、「そもそも営業努力が足りない」「納得のいかないものは出せない」と抵抗する開発部。 | 自己防衛と他責化 「誇り」の強みと弱み |
925 | 後回しにされた安全 | 食品工場 | 工場長 | 会社から、製品の生き残りをかけた生産性5%アップの命令が下り、工場長は「とにかくやる」ことを前提に、生産計画を立てさせる。ところが、事故が発生し、5日間操業停止の事態に陥ってしまう。 | 悪魔の弁護人 コンフリクトの解消 逆ピラミッド組織 | ||
2004 | 1 | 924 | 長期休職者の職場復帰 | メーカー | 営業企画課 課長 | うつ病で長期休職していた部下が職場復帰した。負担の少ない仕事をさせるなど配慮してきた課長だったが、仕事の遅れが目に余り、怒鳴ってしまう。本人が相当無理をしていたことに、課長は気づかなかった。 | うつ病の理解 フォロー体制のあり方 |
923 | 見過ごされた部下の不満 | 自動車販売会社 | 営業課長 | これまでの仕事に加えて新しい仕事を任された部下が、「こちらの仕事を優先させてほしい」と訴えてきた。課長は「それくらいできなくてどうする」と励まし、部下も納得したはずだったが、後日、大きなミスが発覚し、部下はそのまま会社に来なくなってしまった。 | 指導機会 育成目標の立て方 |