第318回リーダーシップ研究会オンライン開催
在宅ワーク時のマネジメントの注意点
今求められるマネジメントスキル
■研究会の趣旨
昨今のコロナ禍により、急速に在宅ワークが進みました。この先感染者が減少しても、元通りの環境に戻るのは時間がかかり、在宅ワークが継続する可能性は高いと考えます。そんな中、部下へのコミュニケーションのとり方や管理手法、評価方法に懸念を持たれている管理職の方が多いのではないでしょうか。 本来であれば、2020年4月は働き方改革関連法案の第二弾、“同一労働同一賃金”や“中小企業における労働時間制限”がスタートし、活発な議論が繰り広げられるはずでしたが、コロナ禍でかすんでしまった状況にあります。しかしながら、在宅ワークも政府が進める働き方改革の重要推進事項であるため、“ピンチをチャンス”と捉え、なかなか進まなかったこの取組みを有効に機能させるべきと考えます。本研究会では、まず諸外国を含めた在宅ワークの現状をお話します。次に、生産性を上げるための部下への接し方や具体的なマネジメント手法、労務管理ついて解説致します。最後に既に取り組んでいる先進企業の事例を紹介させて頂きます。
■講師:
宮原 淳二(みやはら じゅんじ) 株式会社東レ経営研究所 D&WLB推進部 部長
化粧品大手の資生堂に 21 年間勤務し、多岐に亘る業務を経験。人事労務全般に携わる期間が長く、人事制度企画から採用・研修まで幅広く担当。男女共同参画・WLB の分野では社内で中心的な役割を担い、社員の意識調査や他社事例などを研究し実践。2005 年度には男性として育児休業を取得。また労働専従も経験。管理職として多くの短時間勤務者を部下に持ち、マネジメント経験も豊富。2011 年 1 月より東レ経営研究所に転職し、現在に至る。社外活動として、内閣官房すべての女性が輝く社会づくり推進本部「暮らしの質」向上検討会・座長。文部科学省中央教育審議会・専門委員、厚生労働省委託事業「短時間制社員制度研究会」委員、経団連「少子化対策委員会」委員、東京商工会議所「多様な人材活躍」委員、鳥取県県政アドバイザリースタッフ、中央職業能率開発協会委員、2 級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)保持。
■カリキュラム(60分)
1.在宅ワークの置かれている現状把握
・政府の取り組み
・諸外国に大きく遅れる在宅ワーク
・経営陣、管理職の意識改革がカギ
2.具体的なマネジメント手法&労務管理
・在宅ワークは「ジョブ型雇用」への一丁目一番地、成果の見える化が重要
・在宅ワークは究極の1on1マネジメント
・部下のメンタルマネジメント
3.先進企業事例
・在宅ワークを進める先進企業事例紹介
・未来への働き方への序章(5Gなど)
4.質疑応答&意見交換
・WEB受講者の皆さんが抱えている課題などを共有する時間にします。
■日時 2020年5月28日(火)15:00-16:00
■会場 オンライン開催(ZOOM)
※開催日前日までに申込時に記入いただきましたメールアドレスへ視聴方法を別途ご案内いたします。
■参加費 LD会員・購読者 無料 ※左記以外の方は主催者にお問い合わせの上、お申込ください。
■主催 株式会社キャリアクリエイツ
TEL:03-6907-2101